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アートが好きでごめんなさい

美術館巡り、アート、旅行、ときどきお祭り。気づいたら、いつもアートがそばにいた。

ヨコハマトリエンナーレ2014に行ってきた!(第1話)

アート アート-芸術祭

ヨコハマトリエンナーレ

まもなく閉幕するヨコハマトリエンナーレ2014(通称「ヨコトリ」)に行ってきました!

ネタが多すぎるので、何回かに分けてアップしたいと思います。

(なんか徐々に宿題がたまってきてる気がする・・)

なお、写真撮影が禁止されている箇所もあり

画像なしでごちゃごちゃレポートしてますので

行かれていない方には少々わかりにくい内容になっているかもしれませんが

どうぞご了承くださいませ。。

 

会期:2014/08/01(金) - 11/03(月・祝) [終了しました]
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)

 

テーマの理解に挫折しそう!

今回のトリエンナーレのメインタイトルですが

華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある

今回のトリエンナーレは"忘却"がテーマ

最初はどういうことなのかさっぱりでしたが

今になって、色々とわかってきました。

 

当たり前過ぎて語らないこと

真実が隠され見えないもの

無駄なもの、役に立たないもの

忘れてしまいたい失敗ごとなど・・

それらは記憶に残ることもなく

いつの間にか忘却の海に沈められてしまう

しかし、そこには膨大な数の忘れ物があって

その中に見落としてしまった大事な何かがある

そんなことに思いを馳せる旅

それが"忘却の旅"なんだと、そういうことですよね?

この時点ですでに頭が痛いのですが

頑張ってその"忘却の旅"に出てみたのです。

第1話:沈黙とささやきに耳をかたむける

 「沈黙」に隠されたとてつもないパワー

アートによって浮き彫りにされていきます。

 

 

真っ白なキャンバスの作品

そのタイトルも「無題」となっています。

画面もタイトルも何も語らず沈黙しています。

しかし、キャンバスに何も書かれていないことで

人々は顔を近づけ、その沈黙に耳をかたむけることになります。

 

 

こちらもタイトルは「無題」となっています。

細い線と太い線のシンプルな作品

ジョシュ・スミスの作品とは違い

沈黙というよりは、少々ささやいているような作品です。

 

 

ただの小さなキャンバスに見えますが

実は白い油絵具だけの塊だそうです。

絵画というものは本来

キャンバスの上の絵具の表現に対して評価されます

しかし、その絵画を支えるキャンバスは注目されることはありません

キャンバスはあってないものとなっているのです

そのキャンバスを石膏で型取って、その型の中に絵具を塗り重ねて

なんと1年かけて完成させた作品なんだそうです。

まさに、キャンバスであって絵画!

それはまるで絵具がキャンバスに恩返しをしているようでした

 

 

「にゃー、にゃー!」

突然、猫の声が聞こえてくるのです。

どうやら、ある絵画作品について、猫とブロータース氏が

熱く語っているテープが流れているようです。

フランス語、英語、日本語で書かれた紙で

やりとりの内容を確認できます。

その内容に思わず笑ってしまいます。

スポットライトが紙に当たっているだけの薄暗い空間ですが

猫の鳴き声と、クスクスという笑い声が聞こえる

不思議な空間となっていました。

 

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「このことについては、黙っていることにした。」

忘却の海に沈んだ言葉はなんだったのでしょう

あえて語らなかったことなのか

語ってはならないことだったのか

語りつくせないことだったのか

とてつもないパワーを感じる"沈黙"となっています。

 

 

赤地の紙と青地の紙の二作品が

それぞれ直に床に積み上げられて展示されています。

なんとこちらの作品はどちらも持ち帰ることができます。

シンプルな模様で、こちらも沈黙しているかに思えますが

実際に持ち帰るには少々大きく、十分に"うるさい"作品となっています。

 

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コンクリートからアンテナが出ている、ラジオのような作品

世界中から膨大な情報を受信しているかのようなこの装置は

実際に持ち上げたらコンクリート以上の重さがあるのかもしれない

(作品は触ることができないので、実際持ち上げないでくださいw)

 

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 貯金箱のようですが、献金箱を使った別作品もあることから

おそらくこれも献金箱だと思われます。

 

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本物の風船に見えますがブロンズ製です。

これと同じ作品が横浜美術館前にも展示されています。

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 第2話へつづく・・