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アートが好きでごめんなさい

美術館巡り、アート、旅行、ときどきお祭り。気づいたら、いつもアートがそばにいた。

今更ですが、いちはらアート×ミックス2014について書こうと思う(その2)

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だいぶ空いてしまいましたが。。

 のつづき

牛久商店街をぶらぶら

内田未来楽校(旧内田小)からバスで上総牛久駅に戻って来ました。

牛久商店街を散策します。

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[U-2]
<Luminous/松尾高弘>
古民家の倉庫を利用した光のインスタレーション

暗い倉庫の中にはガラスの破片が床一面に敷き詰められていて

天井に設置されたライトのカバーに水が入っているので

カバーが揺れることで床に映しだされた光のゆらめきがとても綺麗です。

 

次に乗る予定の電車の発車時刻まで少し時間があったので商店街をぷらぷらと散策。
会期初日でしたが人は少なく、また、芸術祭を見て回るにはとてもいい陽気。
商店街を歩いてみて廻るのも楽しいです。

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ガイド本に載っていた和菓子屋の「三河屋」さんでおやつを購入。
甘さ控えめでどちらも美味しかったです。
六方焼きと、サツマイモのお菓子の名前は・・なんだっけ、次回確認しよう
 
そしてお昼の時間になったので駅に戻り
駅前で販売していた「なっぱすごろく(わっぱ駅弁)」を購入。

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牛久駅、里見駅、養老渓谷駅の3駅限定で販売されたこのお弁当
各駅でそれぞれ種類が異なり、上総牛久駅は"たけのこご飯"でした。
電車の中で駅弁を完食した頃、ちょうど次の目的地の里見駅に到着。

里見駅の桜が綺麗だった!

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ちょうど春だったので、桜が満開でした!

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すぐにバスが来たので乗車。

ちなみに、いい忘れましたがアート×ミックスの作品鑑賞パスポートは、交通パスポートとセットになっていて、会期中は小湊鐵道の列車と会場内を循環する芸術祭周遊バスが一日限り乗り放題でした!

あっという間に旧里見小学校に到着

里見駅からバスで3分程で旧里見小学校「IAAES(Ichihara Art/Athlete Etc. School)」に到着。はやっ

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去年廃校になった小学校ですが、校舎内や校庭は今でも児童が通っていそうなそんな雰囲気。

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[S-13E]
<IAAESプログラム NAKAZAKI Tohru HOMEROOM/中崎透>

 「だれにも充分にその時間があったからです。」

このメッセージは、ある本から抽出されたものだそうです。
他にも黒板や窓など、教室のいたるところにメッセージが残されていました。

 

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[S-4]
<地熱の扉/小沢敦志>
市原市内で収集した鉄製品の廃材を使用した鉄の塊があったのですが写真撮ってませんでした。。
同じ廃材を使って、自転車のハンドル部分に英文字のプレートを作るワークショップも開催されていたようです。

IAAESで一番印象に残った作品

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[S-4]
<プリンシパル オフィス/栗林隆>
マイナス30度で、かつての校長室をまるごと冷凍にしたという衝撃的な作品がとても印象に残りました。
中でも、机の上の巨大なつららには圧巻。
室内は机や棚、カレンダーや花、小物まですべて凍っています。
入室の際には「手がくっついてしまうので触らないでください」と説明がありました。。
空間を凍らすことで、時間を永遠に止める試みのよう。
ちなみに、カレンダーも廃校になった2013年の3月のまま。

15日には卒業式、23日には閉校式と記載されて赤丸が付けられていました。

中に滞在できる時間が限られているので短い時間でしたが、床はすべるし周りの物に肌が触れないように慎重に狭い室内をうろうろ・・

 

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[S-5]
<養老山水図/角文平>
以前、六本木アートナイトや新宿クリエーターズフェスタでいくつかの作品は見ていたので「これは前に見たやつだね」なんて話していたら、ご本人が「そうです〜」と声をかけてくれました!
木彫の熊からは芽が生えていて、強い生命力みたいなものを感じました。児童が使っていた机を積み重ねて、そこにいちはらの地形をかたどる「養老山水図」という作品は、この時まだ完成していなかったっぽいです。

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[S-9]
<シンセティックワールドの再生2014/ホアン・スーチェ(黄世傑)>
暗い室内の天井からくらげの足のようなものが吊り下がっていて、ふわっと空気が入って膨らんではしぼんでを繰り返していました。
床には80個を超える小さく動くオブジェが並んでいて、照明の色合いがエロティックな雰囲気を醸し出していました。
吊り下げられた人体模型は実際に使用されていたものだったのしょうか。。
後ろのロッカーにも人体模型の一部などが展示されていました。

 

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[S-10]
<芭蕉の月/デ・キリコの月/ガルシア・ロルカの月/レオニート・シチコフ>
この作者さんは、元々医師として働いたあとに風刺画家に転職。現在は絵画、映像、インスタレーションなど独特に様々な活動をされているそうです。
教室に展示されていたのは月の形をした2種類の照明。芭蕉の月と思われる作品は階段の踊り場に展示されていました。
木の根が壁面に展示されていて、切り株の面には神々しいほどの光を放った綺麗な満月が。なんとなく「和」なイメージです。
日本の詩人(芭蕉)とイタリアの画家(デ・キリコ)、スペインの詩人(ガルシア・ロルカ)をテーマに多様な国、様々な地域の文化、各ジャンルの融合を表現。
廃校になり、無人になった学校に月の光が宿る。冷たくなった校舎に温かみが戻ったようにも感じました。

 

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[S-8]
<おかしな教室/滝沢達史>
壁から天井まで教室一面がお菓子やデコられたドーナツ、パッケージなどで埋めつくされていました。
ここはとても独特な匂いが。。
表現するのが難しい匂いですが、お菓子の匂いではなかったのは間違いないです。
学校に持ち込むことができない「お菓子」を、廃校になった学校に展示することで、子供の頃に叶わなかった夢を実現した作品だそうです。
中央のシャンデリアはパイン飴でできていて、遠目で見るととてもお菓子には見えない、ちょっとゴージャスな作品。
よく見るとシャンデリアの周囲をぐるっとアートミックス仕様にラッピングされた小湊鐵道の模型が走っていました。(写真は撮り忘れました・・)
実際に、期間中走っていた↓のデザインとほぼ同じ物だったと思います。

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子供にもわかりやすい作品で、大人でもちょっと興奮するような、そんな空間でした。
しかし、ガーナチョコのパッケージやパイン飴、これだけのお菓子を集めるのはかなり大変だったのではないでしょうかね。
閉幕後どうなったのかが気になります。

 

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<Cluster - study tool at S.E.S/友枝望>
学校に残された備品を天井から吊り下げた作品。
そろばんや地球儀、バスケットボールや大きなまち針まで、自分が小学生の時にこんなのあったかな?
何に使うんだろうって物もいくつか。。
現代アート」を象徴しているような作品に感じました。ちなみに、この作品は展示期間が4月中旬までと短かったようです。

 

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[S-11]
<スピード・スペース・スピーチ/ミシャ・クバル>
ミラーボールとスライドプロジェクターを用いた作品。
高速回転する3つのミラーボールにプロジェクターの光と英文字が写し出され、真っ暗な教室一面に反射していて見た目の派手さに反して落ち着く空間でした。
と言いつつも、この空間は滞在時間がかなり短かったように思います(なんでやろか・・)

そして、IAAES最後の鑑賞作品!

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[S-7]
<美術室/豊福亮>
教室を豪華絢爛な美術室に作り変えるインスタレーション
壁や天井など一面が額入りの有名な絵画を模写した作品で埋めつくされていました。
この時、実際にアシスタントの方と思われる女性二人が描いている真っ最中でした。すべて本物の絵画だったらセコムどころの騒ぎではありませんね。

 

つづく・・