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アートが好きでごめんなさい

美術館巡り、アート、旅行、ときどきお祭り。気づいたら、いつもアートがそばにいた。

片桐仁本人と楽しむ。不条理アート粘土作品展「ギリ展」に行ってきた!

アート アート-展覧会

ギリ展

イオンモール幕張新都心で開催中の片桐仁氏の個展に行ってきました!

片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ」展

2015年7月10日(金)〜7月26日(日)
イオンモール幕張新都心(グランドモール3Fイオンホール)
入場料:一般500円 学生400円

片桐仁とは?

片桐仁とは?

多摩美術大学の出身で、在学中に小林賢太郎氏とラーメンズというコンビを結成。舞台やドラマ等でも活躍し、粘土で作ったシュールな作品を生み出す彫刻家でもあります。ニックネームはギリジン

展示内容

なんでも、粘土作品を作り続けて16年だそうで、日々迫りくる締め切りと戦いながらも数々の作品を生み出してきたその歴史を「◯◯期」といったテーマで区切ってわかりやすく展示しています。

会場内に設置されたQRコード
スマホで会場内に設置されたQRコードを読み込むことにより、本人による音声ガイドが楽しめます。
ちなみに、会場に片桐仁氏本人がいたことはだいぶ初めの方で気が付いていました。
ご本人が居たことで会場は大盛り上がりだったのですが、その様子は後半で・・・

とりあえず、会場内の撮影は一部のエリアのみとなっていましたので、画像でお伝えしたい所ですが、残念ながら前半は文字が多くなりますことをご了承ください。。

なお、紹介している作品はほんの一部です

自我像期

<俺ハンテープ台>
セロハンテープ台に自身の上半身をくっつけた作品
片桐氏は99年にマンガ誌『ヤングマガジンアッパーズ』で粘土を使った物造りの連載『俺の粘土道』を開始しましたが、その粘土道の連載第一回目の記念すべき作品

<俺印台>
学生のときに教職の造形演習で作った顔の作品にワイヤーで髪の毛をくっつけたハンコや朱肉の台

<俺硯>
大きく開けた口の部分が硯になっている作品
ほとんど墨をいれるところがなく、結局墨汁を入れたそう

<俺式腹筋鍛錬機>
腹筋を圧迫して鍛える健康器具
ユニコーンみたいな角がついている、その理由は本人も知らない・・
そして2回しか使わなかった

<俺メット>
メット全体が鬼の顔?になっている
素材だけで7万した

<1/100機動戦士ジンダム>
頭:バンダイの1/60パーフェクトグレートガンダム
ボディ:1/100マスターグレードガンダム
15960円のガンダムでできている、ちなみに顔はジンw
ちなみに片桐氏はガンダムオタクとしても有名

<カスタネット ケンタネット>
自身と相方が対になったカスタネット
唯一相方の小林賢太郎氏の顔を作った作品でもある
あとからカスタネットじゃなくてミハルスという名称だと知る

持ち歩く期

<俺印籠>
折りたたみケータイが口を開けている感じに見えたため、裏側を動物の顔にした作品。
一年くらい使ったのち機種変のためauショップに行ったが、電池パックを外さなければならず店員に「バラしてくれ」と言われた

<鬼マウス>
鬼の顔のマウス
眉毛をクリックするとカチカチなる
1回も使われることはなかった

<さくらちゃん>
携帯電話を盛った作品
奥さんである友紀さんが以前鳥を飼っていて、「鳥のケータイ作ってくれたら私持つわよ!」と言われて作ったが、実際に作ったところ複雑になり、あちこち壊れるから2日で使うのをやめた

<マー・ライ・オ・レ>
携帯電話を盛った作品
一応目が光るが顔が出っ張りすぎてて相手の声は全く聞こえない

<ギリジンオウガ>
PSPを盛った作品
モンハンの開発者にも見せたそう

<3DS(シマウマ)>
モンハン4の発売に向けて買った3DS LLを、粘土でシマウマの形にして盛った作品
よく見るとシマウマの横顔の模様の一部に「3DS」って書いてある、キリンビールのラベルの隠し文字的な要素を兼ね備えている

何を作っていいか分からない期

<俺ジャー>
2001年の個展会場でお客さんが見ている前で作った作品
家の壊れた炊飯器に粘土を盛った

<片桐新幹線『じぶん』>
どうしてもドクターイエローに盛りたくなり、プラレールで制作
重ためのエポキシパテを使用しているため遅い

<1/6000000000000 ア・バオア・ジェー>
ガンダムで最後の決戦の場として登場したア・バオア・クーという宇宙要塞をイメージした作品
ビデオ2台、プレステ2、テレビ、コンポのリモコンをくっつけて作ったが、何のボタンか分からなくなり、大変困ったそう

<俺のそうじ機はマイマイマイン>
スウェーデンエレクトロラックス社がエスカルゴという名前のコードレス掃除機をくれたそう
側面が渦巻きになっていたため完全にカタツムリにしちゃった作品

結婚期

<哺乳仁>
長男の太朗君が生まれた時に作った哺乳瓶
裸の仁氏が哺乳瓶を抱きかかえており、太朗君はその肛門から出てくるミルクで育った模様

<武しゃぶり>
次男の春太君が生まれて1ヶ月くらいのときに作った赤鬼の口元を切り取ったような迫力のあるおしゃぶり
一部軽量化の工夫をしつつも、結局持つ所が鉄となってしまいとにかく重い

<スJINKス>
集めたガラクタ2年分でできたスフィンクス(主にネジ)で、夏休み明けに学校に提出したらクラスの代表に選ばれたが、7割方は仁氏が作成したという息子の自由研究作品

古代文明

<メガネゴン>
予算がきつくなって百均のメガネケースを使った作品
最初は顔だけのつもりが、締め切りの2日前に身体を付け足した

<タマギリジン>
古い仏像の色味の感じに惚れ込み、その色味を真似て作ったエッグスライサー

<ドライヤサウルス>
友紀さんが昔使っていたドライヤーを恐竜の化石風に仕上げた作品

<エレファントミズサシ>
百均の象の水差しが全然象の形してなかったからゼロから作った水差し

アール・デコ

<米国短毛白虎>
ボロボロの髭剃りがアメショになっちゃったやつ

<ジンバイザーの面>
友紀さんが買ってきたサンバイザー(大阪のおばちゃんがよくしてるイメージ)に、新宿のオカダヤで買った飾りを付けた作品
友紀さんは1回も付けることはなかった

<アレクサンダーアコーディピョンⅢ世>
誕生日プレゼントにアコーディオンをもらったが、同じものをすでに持っていたため1台をカエルの王様で盛った作品
しかし、仁氏の悪い癖で、おじいさんの顔を入れてしまい少々後悔

ダジャレ期

<炎天剣・ギリギリ君>
誰に言われたか忘れたが、「何で作らないの?」と言われ作ったガリガリ君専用ケース

<市川海老尺>
巻き尺を買ってきて最初オウム貝にしようとしたが、「そういえば海老もまだ作っていないな−」と思っていたところ、あの事件が発生。
で作った

<サイフォン>
インドサイが甲冑っぽくてかっこいいので作ったiPhoneケース
モックが小さかったため実際のiPhoneは入らない

<鯛Phone5>
サイフォンの次に作った作品

鯛Phone5
※画像は会場の外にあったもの

外からいろんな刺激をいただける期

※このエリアは撮影が可能です

ペットボ土偶他
左から
<ペットボ土偶>
ナチュラルミネラルウォーター「エビアンevian」のホルダー

<合唱土偶2>
ほぼそのまんまで作ったが、発掘調査で青森に行ったということもあり、とりあえずりんごを抱えさせた

<便十土偶>
ベースの板上土偶が地味過ぎたため気合入れて作ったら思いのほか大きくなり本人ビックリ
ちなみに息子の太朗君は「かっこいい!」を連発

<超カニ喰う土偶>
札幌パルコからの帰りに北海道庁舎で見た土偶のレプリカに感動し、家にあったという一切使ってなかったカニバサミで作った作品

 

オニギリ型土偶他
奥から
<オニギリ型土偶>
2015年の頭にスパイラルガーデンで行われた「ARTs of JOMON」で発表した新作

<1/150 カエン・ド・ジョーモン>
「旅プロデューサー」というTV番組で、土器作りの名人に教えてもらいながら作った作品

<虎穴に入らずんば食を得ず>
「また、つまらぬ物を作ってしまった」というNOTTVの番組で作った作品。
最初茶色に塗ったらライオンになってしまい、色を重ねて白と黒を入れてようやく虎になった

 

タンバリュウキュウ他
左から
<タンバリュウキュウス>
「遠くへ行きたい」というテレビ番組で窯元にお邪魔した際に「何か作りたいものありますか?」と聞かれたことで、帰りの新幹線で5時間で作った作品。

<キーボリノ・クマスキー>
木彫りの熊は何故売れなくなったのか?
そもそもただの木彫の熊だからだろ!と思ってキーチェーンにしたやつ

<e-ma-ライオン>
UHA味覚糖e-maのど飴に粘土を盛って、実際にUHA味覚糖に持って行ったら山田社長に気に入られた作品

<e-ma-タブノオトシゴ>
UHA味覚糖の山田社長に「次はe-matabでダジャレでお願い」と言われて作ったやつ

 

ビリージーンは〜ん他
奥から
<ビリージーンは〜ん>
ご当地もの第2弾として作った大阪名物ビリケンさんのセロハンテープ台

<マンサツタテガニ>

マンサツタテガニ渋谷のパルコミュージアムの企画「1万円アート-歪んだ大人展」での作品

<父親操縦釦>
NHKピタゴラスイッチのコーナーのおとうさんスイッチ

 

便亀
<便亀>
渋谷パルコの個展会場で、奥さんや友人達と25時間かけて作った作品。

そして本人登場!

ここまで、会場内をウロウロしていた仁氏がちょうど「便亀」あたりを通りがかった時、ある女性が「便亀」を指差して何やら指摘している(だいぶ慣れた感じで話しかけていましたが、もしかして友紀さんだったのでしょうか・・・??)

マジックの跡
どうやら、下書きと思われるマジックの跡が見えていると教えていた模様。
仁氏は「んー、まあまあ」といいつつも奥の部屋からスプレープライマーを持ってきて消す作業に

一生懸命な仁氏
一生懸命な仁氏

亀の甲羅を開けて見せてくれた仁氏
亀の甲羅を開けて見せてくれた仁氏

甲羅をおろした時に後ろ足がもげて焦って治す仁氏
甲羅をおろした時に後ろ足がもげて焦って治す仁氏w


撮影可能エリアだったということもあり、みんなに写真を撮られてしまった仁氏
「何撮ってんだよw 何か言えよ!w」

という言葉に対し、お客さんの一人が

「ハイ、チーズ!」

「そういうことじゃねーよ!w」

とすかさず返す仁氏
このやりとりは面白かった。

そんな感じなので「便亀」付近はいつの間にかトークショー会場に・・

トークショー会場と化す

ギリ展オリジナルグッズも限定販売!

会場で売られていたグッズはこんな感じ

ギリTシャツ

ギリTシャツ
「ギ」Tシャツ 3,900円
「リ」Tシャツ 3,900円
「ギ」Tシャツ(キッズ)3,000円

 

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ボーダーTシャツ 3,900円
ギリ手ぬぐい 1,000円
キーホルダー各種 600円

 

片桐仁カンバッチ
片桐仁カンバッチ 300円
片桐仁カンバッチセット 1,000円
片桐仁ぽち袋 300円
片桐仁付箋 500円

 

片桐仁Tシャツ各種
片桐仁Tシャツ各種 3,000円

 

粘土道ガチャがあったので2回やりました。
ちなみに1回400円

粘土道ガチャ

f粘土道ガチャこんなん出ました
「カエルちゃん」と「メガネゴン」
かなり精巧に作られていたので、どこが作っているんだろうと思ったら
コップのフチ子で有名な「奇譚クラブ」さんでした。

イオンモールメンバーズカード会員割引

イオンモールメンバーズカードイオンモールメンバーズカードという便利なカードをご存知でしょうか?
入会金は100円かかりますが、私は、以前「ジブリの立体建造物展」に行った帰りに、オープンしたてのイオンモール多摩平の森で無料で作りました。

goolegleu.hatenablog.com

こちらのカードを提示でギリ展の入場料が100円割引になります。
イオンモール幕張新都心の駐車場は平日は無料のようですが、土日祝は最初の2時間が無料、イオンモールメンバーズカードでさらに1時間無料になりますので是非作っておきましょう!

イオンモール多摩平の森でワークショップ開催!

2015年8月22日(土)には、親子で参加できるワークショップが開催されます!
時間:13:00〜/15:00〜
場所:イオンモール多摩平の森 3Fイオンホール
定員:1回開催につき親子30組限定
参加費:1組1500円。材料費込みです!
参加方法:当日9:00から会場にて整理券配布

↓去年の様子

さいごに

片桐氏が粘土作品を作っていることは知っていましたが、その作品を見るのは初めてでした。
見るものを楽しませてくれる独特のセンスと世界観は最高です
また、本人が居たこともあり2時間程長居してしまいましたが、本当に大満足の一日になりました!
2015年7月26日(Sun)まで開催されているので、実際に会場に出向いて片桐仁ワールドに浸ってみてはいかがでしょう
それと、イオンモール幕張新都心でのショッピングも是非オススメです!
もし行かれる方は便利なイオンモールメンバーズカードを作っておくとよいでしょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!