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アートが好きでごめんなさい

美術館巡り、アート、旅行、ときどきお祭り。気づいたら、いつもアートがそばにいた。

G・W2016 青森観光初心者の私が外したくなかった観光スポット-4日目:十和田市観光

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こんにちは、goolegleuです!

ゴールデンウィーク2016の4日目は十和田市を観光しました

今回のプラン

1日目:弘前観光

2日目:青森市内観光

3日目:奥入瀬渓流~十和田湖観光

4日目:十和田市観光

5日目:盛岡観光

6日目:花巻~平泉エリア観光

7日目:石巻観光

8日目:吉見エリア(埼玉)観光

十和田市は馬の町

この日の目的地である十和田市現代美術館周辺に到着すると、馬をモチーフにしたものが多く点在していることに気が付きます

馬のオブジェ

十和田市現代美術館のシンボルとも言えるフラワーホースを始め、マンホール、馬の像、蹄をモチーフにしたオブジェ、歩道にも蹄が埋め込まれています
 
馬のマンホール

馬の像

歩道には蹄

交差点でふと見上げると馬、信号待ちをしていると馬、ポストの上にも馬・馬・馬!

郵便ポストの上にも馬

調べてみると戦前この地が馬産地であったことから帝国陸軍の軍馬補充部が設置され、周辺地区には広大な畑地と多くの厩舎があり、軍馬の生産に当ったほか周辺の農家で育成された馬を買上げたことからこの地方の名物として賑わったそうです

蹄のオブジェ

十和田市現代美術館のある十和田市のメインストリートでもある十和田市官庁街通りは、当時の軍馬補充部事務所本部の正門から本部庁舎までの主幹道路のあと。
現在もなお当時の歴史を残すべく馬をモチーフにしたオブジェなどが多く点在しているようです

美術館周辺のパブリックアート

美術館周辺のアート広場には屋外展示の作品も多く設置されており、気軽にアートに触れ合うことができます

「夜露死苦ガール2012」/奈良美智(日本)
「夜露死苦ガール2012」/奈良美智(日本)

「愛はとこしえ十和田でうたう」/草間彌生(日本)
「愛はとこしえ十和田でうたう」/草間彌生(日本)

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「ファット・ハウス」「ファット・カー」/エルヴィン・ヴルム(オーストリア)

「ヒプノティック・チェンバー」/ R&Sie(n)(フランス)

「ヒプノティック・チェンバー」/ R&Sie(n)(フランス)
「ヒプノティック・チェンバー」/ R&Sie(n)(フランス)

近年の省庁再編により、元々この辺りに存在していた行政機関が転居してしまったことで、シンボルロードであるこの官庁街通りに多くの空き地が見られるようになり、このままではいかんということで十和田市が景観を取り戻しつつ新しい街づくりをしようと、官庁街通りという屋外空間を舞台に、通り全体をひとつの美術館に見立て、多様なアート作品を展開していく「Arts Towada」計画に取り組んできたそうです。

「ゴースト」「 アンノウン・マス」/ インゲス・イデー(ドイツ)
「ゴースト」「 アンノウン・マス」/ インゲス・イデー(ドイツ)

実際、美術館周辺を散策していて「十和田市=アート」と言うには十分な環境だと思いました。今後のさらなる発展が楽しみです!

ちなみに上の画像、右側手前の白い建物は西沢立衛氏が手がけたもの・・・で、トイレです!
私は利用していませんが嫁曰く、天井が高く、広くてとても綺麗とのこと

そうそう、上から中をこっそり覗いている何かがいるようですのでご注意を(笑

十和田市現代美術館

「フラワー・ホース」/チェ・ジョンファ(韓国)
「フラワー・ホース」/チェ・ジョンファ(韓国)

今回の旅で一番の目的だったといえるのが十和田市現代美術館

SANAAの代表でもある西沢立衛氏の設計、21世紀美術館はSANAA建築ですが、こちらは西沢立衛事務所による建築だそうです

白を基調とした外観にガラス張りの通路、それぞれの展示室が個別に分かれているのもこの美術館の特徴かと思います

ちなみに展覧会や企画展によってルールは異なるようですが基本的に館内は撮影禁止です

常設の作品ではロン・ミュエクの細部までリアルに再現された4メートルもある老婆が有名なのですが、まさかの撮影禁止とのことですごく残念でした
パンフレットにもなってますし、てっきり撮影OKなんだと思っていました。

十和田市現代美術館のパンフレット

特別展

私が訪れた時は「地霊-呼び覚まされしもの」と言う特別展が開催されていました

「写真の町」を宣言した北海道上川郡東川町で毎年夏に開催されている「東川フォトフェスタ」で受賞したフォト作品の中から選ばれたものが展示されていました

「生と死をつなぐもの」、「土地と暮らし」、「精霊との交歓」の三部構成

タイトル通り生と死に関するものや宗教的な作品が多く、いつのまにかその独特な世界観に引きこまれてしまいました

marugoto.exblog.jp

常設、特別展ともに満足な内容でしたが、個人的にこの美術館で印象的だったのが屋上が開放されていたこと

作品が屋上まで続いていることもあり自然と屋上まで流れるルートになっているのですが、十和田市の街を一望することができます

屋上を開放している美術館は珍しいと感じましたが、そういえば市原湖畔美術館もそうでしたね

市原湖畔美術館には階段や屋上に、このようなチューブがわっさわっさ生えています。

今更ですが、いちはらアート×ミックス2014について書こうと思う(その3) - アートが好きでごめんなさい

でもまぁ、現美の屋上からの景色は格別です

観覧料はセット券がお得

大人:お得なセット券1000円(特別展+常設展)
   特別展600円
   常設展510円
高校生以下:無料
※団体料金:100円引き(20名以上)
※企画展転換期は常設展示のみになります。料金・時期につきましては美術館までお問い合わせください。
※イベントなど、別途料金をいただく場合があります。

近隣の駐車場が無料で利用できる

公式サイトには記載がありませんが美術館の裏に無料駐車場があります
ただし、駐車スペースは狭いうえに10台ほどしかありませんので土日や連休などは早い時間に満車になってしまうかと思います

障害者の利用などを優先に考えると少し先にある西二番町駐車場(1回150円)の利用が好ましいかと思います
美術館の受付けで西二番町駐車場を利用している旨を伝えると無料サービス券を頂けます

徒歩1、2分ほどですし80台ほど止められますので西二番町駐車場がオススメです!

これだけじゃない「Arts Towada」の魅力

美術館を鑑賞後、官庁街通りを散策していると桜まつりの案内所を見つけました
官庁街通りは「日本の道百選」にも選ばれており、1kmほどの桜並木が有名です

桜の見頃は過ぎていましたが、こちらのスタッフの方に声をかけて頂き周辺のオススメスポットや十和田市のことを色々お聞きすることができました

 

美術館を鑑賞した後だと伝えると、それならこの先に安藤忠雄建築の図書館や、隈健吾建築の市民プラザもあるよ!と教えて頂きました

こういった案内所の方って殆どのスタッフさんがボランティアなんですよね

旅先ではその地の方とたくさんお話しをさせて頂きますが、街の良さをたくさんの人に伝えたいと言う思いはどの街に行っても変わらないですね

こう言う時間もまた旅の醍醐味であり、いつも出会った人達には感謝の気持ちでいっぱいになります

 十和田市教育プラザ

さて、話が少しそれてしまいましたが安藤忠雄氏と言えば世界の安藤と言っても過言ではないかと
そんな安藤忠雄建築の教育プラザが2015年1月15日にオープンしていました

十和田市教育プラザ

十和田市教育プラザのパンフレット外観をモチーフにしたおしゃれなパンフレット

図書館と教育研究機能をあわせもつ施設、それが「十和田市教育プラザ」

施設の大半を占めるのが図書館。通路が広く、見通しがよいので本も見つけやすそう
細長の造りになっているので横への奥行きは迫力があります

写真は撮っていないので、詳しくは以下のサイトで

vectorfield.net

官庁街通りに面したガラス張りの閲覧席は光が多く差し込み、棚が大人の背丈よりも少し低いため館内全体に明るさが行き届いていました

全体を明るいウッドで統一しているので温かみのある印象、児童書コーナーも充実しており子供からお年寄りまで気軽に利用できる施設になっています

近くにあったらふらっと行きたくなるような、そんな居心地の良い空間でした

十和田市民交流プラザ「トワーレ」

隈健吾氏といえば、最近では新国立競技場をデザインしたことで有名ですね
木を多く使用したルーバーが特徴的な隈健吾氏
画像はありませんが天井も木のルーバーで、天窓からの光がうまく差し込んでいました

十和田市民交流プラザ「トワーレ」

恥ずかしながら、隈健吾氏のことは富山キラリで初めて知りましたが
今となっては木材を多く使用している建築物を見かけると「あー隈さんっぽいね」ってなります
よくよく調べてみると東京駅のKITTEなども手がけていて、知らず知らずのうちに隈さんの作品を目にしていたことにちょっと驚きました
プレイルームこちらはプレイルーム。無垢フローリングで気持ちよさそう
たしか年齢制限がありキッズ専用だったと思います
 
利用者が多かったので画像はありませんが、エントランスホールは通路兼休憩スペースになっておりテーブル席が設けられていて飲食もOK!
「市民交流プラザ」と言うだけあって、勉強をしたり、話をしたり、みなさん気軽に利用されていました
正直、教えて頂かなかったらこれらの場所は完全にスルーしていたと思います
案内所の方、本当にありがとうございました!

市民交流プラザで得たウマイ情報

市民プラザ内に近隣の商店街の手作りマップが写真付きで掲載されていました
見てみると、各店のオススメ商品や地元の方しか知らない様な情報が満載
 
その中で気になった「しぶたみ(渋民)」と言う和菓子屋さんのシュークリーム
創業90年以上の老舗、和菓子屋さんなのにシュークリーム・・・気になる
と言うことで商店街を散策しながらお目当ての「御菓子司 しぶたみ」さんへ

御菓子司 しぶたみ

看板がないので一瞬通り過ぎそうになりましたがしっかりと「シュークリーム」の張り紙が

早速、店内に入り他の商品を見ることもなくまっしぐらにシュークリームを注文
待っている間に店内を見渡すと目の前に●●受賞と書かれた賞状を発見、え!?

受賞したのは「しろたものさと」という名の御菓子で、ホワイトチョコレートで白餡をコーティングしたものだそう

御菓子司 しぶたみのシュークリーム

今回はシュークリームのみにしました(120円)
ずっしりとした重量感、中には濃厚なカスタードがたっぷりで病みつきになる味

次回お邪魔した時には「しろたものさと」も頂こうと思います

ヒヨコの駐車場

この後、駐車場に戻って八戸方面へ・・・

そういえば、西二番町駐車場の横にひよこらしきオブジェがたくさんありました
カモメの駐車場ならぬヒヨコの駐車場?

まとめ

馬の町「十和田市」、そのことを頭に置いて町に溢れる馬のオブジェなどに注目してみてください

その他にも日本の道百選に選ばれている官庁街通りは桜並木で有名
本記事では紹介しきれていないパブリックアートも多く存在し、通り全体がひとつの美術館のようになっています。その独特な雰囲気を是非味わってみてください

また、日本トップクラスの建築家である西沢立衛、安藤忠雄、隈研吾が手がけた建築物が集まるこのエリア。一日かけて「アート」を堪能してみてはいかがでしょう

小腹が空いたら和菓子屋「しぶたみ」で濃厚カスタードたっぷりなシュークリームがおすすめ
市民交流プラザにある手作りマップにて地元商店街情報もGETしてみてください
思わぬ出会いが待っているかもしれません

 

4日間かけて青森を観光したわけですが、どこも素晴らしい場所ばかりでした。
これから夏休みもやってきますし、是非参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

夕暮れ時の十和田市現代美術館