アートが好きでごめんなさい

主にアートイベントへ行ったときの記事を書いているブログです

藤森照信氏が「まさか実現するとは思わなかった」と語ったラ コリーナ近江八幡とは


ラ コリーナ近江八幡とは

株式会社たねやと、洋菓子製造販売の株式会社クラブハリエのフラッグシップ店として、2015年に和・洋菓子を販売するメインショップがオープンしました。

その後、たねや農藝(のうげい)や本社などがオープン。飲食店や専門ショップなど新しいショップも次々とオープンしています。

La Collina(ラ コリーナ)という名前は、世界的な建築家・デザイナーでラ コリーナ近江八幡を監修したミケーレ・デ・ルッキ氏が計画地を訪れた際に名付けたもの。イタリア語で「丘」という意味だそうです。

屋根一面が芝におおわれたメインショップのユニークなデザインが特徴で、設計は建築家・建築史家の藤森照信

まさか実現するとは思わなかった

これは、BS日テレで放送のぶらぶら美術・博物館での藤森さんのコメントです。

ご存知ない方は一体どんな場所なのか大変気になるかと思いますが、実は私、今年(2018年)の春に行ってきました!

7月に藤森さん出演回のぶら美を見てから、「せっかく行ったんだし記事書かなきゃなー」なんて思ってはいたんですが、なんだかんだで今になってしまいました。

ラ コーリナの草屋根は、いつ頃が見頃なのか

ラ コリーナ近江八幡のメインショップ外観
▲こちらがメインショップの建物。春はまだこんな感じでした。

少しだけ芽吹いてた屋根の芝生
▲屋根の芝生は少しだけ芽吹いてました。

屋根から水が滴る様子
▲そして、屋根には水が絶えず流れています

屋根全体が緑色になるのは6月頃で、わっさわさになるのは8月頃からだそうです。

ショップ情報|ラ コリーナ近江八幡 | たねや
ショップ情報|ラ コリーナ近江八幡 | たねや

ただ、メルヘンチックでジブリ感漂う外観は、いつ行ったとしてもインスタ映え間違いなしだと思います!

それにしても、季節によって違った雰囲気を楽しめるのっていいですよね。 

メインショップ

ラコリーナメインショップの土壁
▲2015年の藤森照信先生による建築ワークショップ第三弾で従業員や大学生など総勢80名が塗った土壁は2017年に塗り直されています。

社長の手形
▲メインショップ入口手前には、たねやグループCEO兼たねや社長の山本 昌仁氏の手形がありました。

元々は土壁にそのまま手形を押したものだったみたいですが、来店した多くのお客さんが手形に手を重ねるので形が崩れてしまったため3Dプリンターで手形を石に彫ったものにバージョンアップしたそうです。

社長の手形以外にも、ワークショップ第三弾参加者の記念手形が押してある箇所がありますので、探してみると楽しいかもしれませんね

メインショップの吹き抜け天井
▲さて、扉を開けて中へ入ると、いきなり吹き抜けになっています。ラ コリーナ近江八幡のシンボルは"アリ"なんだそうです。天井や壁には、その蟻をイメージして炭片が貼り付けられています。

これは藤森照信先生による建築ワークショップ第四弾として、45名の従業員によって施工されたもの。

天井や壁に貼られた炭
▲炭片をランダムに貼り付け凹凸をつくることで消音効果が得られるらしいです。消臭効果もありそうですね。

自然の中で一億年の歴史を生き、すぐれた社会性をもつアリの姿に学び、いつも人々が集い、にぎわう場でありたいという想いが託されています。

この吹き抜け部分を挟んで、和菓子エリアと洋菓子エリアに分かれています。

メインショップ内部の様子
▲こちらが和菓子エリア側。中央の職人さんらしき人が立っているところは「できたて工房」。あんこと生クリーム、季節の果実を添えた「生どらやき」を菓子職人がお客様の目の前で仕上げてくれます。

和菓子コーナーの木型
▲和菓子の木型が壁に展示してありました。

おしゃれなゴミ箱
▲ミルクタンクはゴミ箱として使われていました。シャビーな感じがいいですね

たねやの全商品がここに!

たねや1階売場

代表銘菓「ふくみ天平」をはじめとする定番商品や、日本の伝統や文化を大切にした歳時菓。
四季折々を感じる季節菓子や、ここでしか出会えない限定のお菓子など、たねやの全商品を取り揃えます

ラコリーナ限定「どらバター」

ラコリーナ限定「桑の葉」
▲桑の葉を入れた生地でこし餡を包み蒸し上げ、ラ・コリーナ近江八幡のシンボル”アリ”の焼印を入れて仕上げた「たねや饅頭 桑の葉」

ラコリーナ限定詰め合わせ
▲ラコリーナ限定詰め合わせも販売されていましたよ

そして、反対側の洋菓子エリアはというと・・・

写真撮るの忘れました。。

中央階段から1階を見下ろす
▲吹き抜け階段から1階を撮影した写真にかろうじて写っていますが、洋菓子エリアにはクラブハリエのバームクーヘン専門店B-studioがあります。

一面ガラス張りの工房で焼き上げられるバームクーヘン。お客さんの目の前で焼き上げるショップ・イン・ファクトリー形式のB-studioとしては最大なんだとか

テーブルや椅子、照明など、内装全てを藤森照信氏がデザインした2階のカフェスペースでは、焼きたてバームク―ヘンを食べることができます。

ラコリーナマップ
▲ここでラコリーナのマップを確認。グレーの部分は「新店舗予定地」だそうで、ラコリーナはまだまだバージョンアップするみたいです。楽しみですね!

草回廊を歩いてフードコートスペースへ

ラコリーナの中央中庭
▲メインショップを抜けると、とても広い中庭のような場所に出ました。なんと!ここは田んぼなんです。5月の田植えに向けて水が張られていました

ラコリーナの草回廊
▲この回廊を進みます。もちろん回廊の屋根も草屋根ですよ。後ろの山は八幡山ですね。

回廊の壁は焼き杉
▲回廊の壁には焼き杉が使われていました

草回廊からメインショップ方面を振り返る
▲回廊からメインショップ方向を振り返ったところ。こうして見てみるとアンコールワットのようにも見えますね。

フードガレージ

コンテナショップ
和・洋の垣根を越え、たねや・クラブハリエの次世代を担う職人が挑戦する場として2016年7月に「コンテナショップ」がオープンしました。

アランチーノ
▲シチリア名物のライスコロッケ「アランチーニ」をたねやが表現したという「アランチーノ」

滋賀県産赤米と黒米入りのご飯はドライトマトとトマトピューレで風味豊かに炊き上げ、シイタケ、玉ねぎ、鶏肉を混ぜ込み旨みをプラス。たねやならではの小豆や近江八幡名産の赤こんにゃくも入って、食感も見た目も楽しく鮮やかです。

揚げたてアランチーノ
▲いやー、めっちゃ熱かった!揚げたてなので火傷に注意です

ピザトースト
▲こちらはピザトースト(750円)。ながーいので嫁と仲良く分けて食べました

どらバターと桑の葉饅頭
▲ここで先程購入した「どらバター(194円)」と「たねや饅頭 桑の葉(129円)」もいただきました!

小豆茶
▲和菓子のお供にはこちら!たねやのお菓子に使う小豆で作ったあずき茶。ほうじ茶に近い味

おしゃれなゴミ箱
▲いちいちオシャレですな

甘味処
▲甘味処もありますよ

J'OUBLIE LE TEMPS(ジュブリルタン)

J'OUBLIE LE TEMPS

クラブハリエのパン工房J'OUBLIE LE TEMPS(ジュブリルタン)もコンテナショップとして出店しています。

ちなみに先程のピザトーストは、ジュブリルタンこだわりのパンを使っているそうです。

一番人気のクーゲルバーム
▲こちらは、ジュブリルタンで1番人気のパン「クーゲルバーム」。バームクーヘンで有名なクラブハリエのパン屋ということもあり、見た目からは想像ができませんが中にはバウムクーヘンが入っています!ずっしりと食べごたえのある大きなパンでしたが程よい甘さでペロリと完食しました。

ハニーウォールナッツやソシソンジェノベーゼ
▲くるみパンやスコーン、ベーコンエピなどスタンダードなメニューから、ほうじ茶と黒豆のパン枝豆カマンベールなど変わり種まで、品揃えは豊富!

さくらあんぱん
▲私が訪れたのは春だったので、さくらあんぱんもありました

r.gnavi.co.jp

ギフトショップ

ギフトショップシンボルのロンドンパス
▲こちらは2017年7月にオープンしたギフトショップ。半円型のガレージの中にはロンドンバスフィアット500シトロエンHトラックなどのヴィンテージカーが展示されています

フィアットの中を覗く子供
▲子供も興味津々w

ナンバープレート
▲アメリカのナンバープレートも綺麗に飾ってあります

コンフィテュールを販売するシトロエンHトラック
▲シトロエンHトラックではコンフィチュールが販売されていました。つかコンフィチュールって初めて聞きましたけどね。

ジャムかと思ってあんまりよく見なかったんですが、果肉をしっかり煮詰めてとろみを出すジャムとは違い、砂糖で果汁を浸出させて果汁だけを煮詰めたあとに果肉を漬けるのがコンフィチュールなんですって。

ここでは、他にもバームパイマカロンなどギフトショップ限定の商品が販売されています。

2階のロフトスペース
▲2階はロフトスペース。テーブル代わりとして樽やケーブルドラムが置いてあります

ロフトスペースからの眺め
▲ヴィンテージ好きにはたまらない空間ですね!好きなものに囲まれながらゆったりと過ごすことができますよ

ずらりと並んだベスパ(VESPA)
▲カラフルなベスパが綺麗に並んでいます

ラコリーナの田植え

ラコリーナの中庭

先程も紹介しましたが、ラコリーナ近江八幡の中心には田んぼがあります。

田植えの季節には、ラコリーナ従業員やその家族、地元の大学生も加わって田植えや稲刈りが行われるのが恒例行事となっているみたいです。

こうした活動の裏には、地元とのかかわりや大学との共同研究など、農を考え実践し世代をこえて自然に語り合い、つながりを強めていきたいというたねやグループの想いがあるんですね。

たねや農藝は、根っこです。 | ラ コリーナ日誌

モザイクタイルミュージアムみたいなオブジェ
▲あぁ、藤森さんっぽいなっていうモザイクタイルミュージアムみたいなオブジェは、中に入って遊ぶことができるみたいです。

▼モザイクタイルミュージアムって?っていう方は以下のエントリーを御覧ください

goolegleu.hatenablog.com

特典満載のラ コリーナツアー

私はツアーの存在を知らなかったので参加しませんでしたが、たねやグループのことをもっと知りたい!という方は、インターネットのみで予約を受け付けているラ コリーナツアーに参加してみてはいかがでしょうか?

普段入れない本社の中を見学できるだけでなく、バームクーヘンバームサンド草屋根八幡カステラなどのラ コリーナで人気のアイテムが事前注文できる特典があるみたいですよ。人気商品が並ばずに買えるのは嬉しいですね。

また、藤森照信氏のスケッチやメインショップの模型などが展示されている本社最上階の藤森ミュージアムも見学できるそうです。

たねやグループの本社
▲こちらがツアーでしか入ることのできない本社。銅屋根の展望室からはラコリーナ全体を見渡すことができるので、近江八幡の豊かな自然との繋がりを見ることができます。ツアーでしか見ることのできない風景、是非とも見てみたいですね。

▼ツアーの予約申込みはこちらから

taneya.jp

栗百本
▲本社の横にカステラショップという100本の栗の木を使った建物があるんですが、人が多くて撮った写真はこれだけ

さいごに

2017年にモザイクタイルミュージアムに行って藤森建築の素晴らしさを知り、その後藤森さんのことを調べたときに知ったラコリーナ近江八幡。

いつか行きたいと思っていましたが、まさかこんなにも早く行けるとは思ってもみませんでした。実際に行ってみたら緑の草屋根が特徴のメインショップだけではなく、コンテナショップやギフトショップ、中庭の田んぼなど、人と自然がふれあう楽しい空間が広がっていました。

私が行ったのは春ですが、今度は緑が綺麗な夏の時期にも行ってみたいですね。そのときにはさらに新店舗が増えてパワーアップしていることと思います。

今度行くことがあったら、近江八幡の旧市街地で開催のBIWAKOビエンナーレにも初参戦したいなと思います。

ラコリーナ近江八幡の駐車場
▲そしてこの駐車場の白線代わりの芝がフッサフサなところも見てみたい

ちなみに駐車場の収容台数は400台程ありますが平日の午前中でもほぼ満車状態でした。土日祝などは敷地内へ入場できないほど混雑するみたいなので、早い時間からの行動をおすすめします。

フォトジェニックなスポットラコリーナ近江八幡、是非あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?

ラ コリーナ近江八幡

住所 : 〒523-8533滋賀県近江八幡市北之庄町615-1

電話番号 : 0748-33-6666

アクセスについて

アクセス | ラ コリーナ近江八幡 | たねや

■車でお越しの場合

<東京・名古屋方面から>

名神高速道路八日市ICより約40分。

<大阪・京都方面から>

名神高速道路竜王ICより約40分。

■電車/バスでお越しの方へ
JR近江八幡駅から近江鉄道バス乗換10分
○長命寺行き、または長命寺経由休暇村行き「北之庄 ラ コリーナ前」下車

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!